チワワを飼い出してから、庭でチワワを自由に遊ばせたい!
けれど、庭は芝生ではなく土なので、汚れるので難しい・・・
あぁ、家を建てるとき、この庭を芝生にしたらよかったなーー。
今から、自分でやるの大変だよな。
と思っていたのですが、、、
家庭菜園で使う道具を買いにホームセンターへ行った際、お店の入り口のすぐ横に天然芝が置いてありました。1束498円!人工芝よりも圧倒的にコスパが良い!という説明を見て、衝動買いしました。
そして、家に帰り、半日かけて天然芝を貼り終えました。
この記事では、初心者ならではの失敗したことも合わせて、天然芝貼りについて書きます。
せっかくのゴールデンウィークなので、天然芝貼りを検討してみてはいかがでしょうか?
実際にやってみて感じた「大事なこと」
大事なことは2つです。これは、ぜひやってもらいたいです。
- 庭のサイズを測る
- 事前に庭を耕しておく
なぜ、大事かも含めて、説明していきます。
天然芝と人工芝
庭を芝生にするときに、天然芝と人工芝の2つの選択肢があると思います。
我が家では、コスパを重視し、天然芝を選択しました。
(衝動買いですが・・・コスパ重視には変わりなく。)
初期費用を抑えて、芝貼りにチャレンジできるのは、すごいありがたいです。
天然芝のメリット
・初期費用が抑えられる・・・人工芝の1/10の費用
・芝の生長が楽しめる
・四季折々で風景が変わる・・・夏は緑!冬は茶色!
※ここでのメリットは、日本芝を指しています。
天然芝の西洋芝には、一年中、緑色が保てる芝もあります。
天然芝のデメリット
・芝が育たない可能性あり・・・日当たりやメンテナンスが重要になる
・メンテナンス費用がかかる
人工芝のメリット
・メンテナンス費用が不要
・日当たりが悪くても大丈夫
・いつでも、緑色の芝生が楽しめる
人工芝のデメリット
・初期費用が高額
・耐用年数での張替えが必要・・・7~10年と言われています
天然芝にも2種類ある
天然芝には、日本芝と西洋芝の2種類がありますが、我が家が購入したものは高麗芝です。
メンテナンスもしやすい、日本芝(高麗芝)がオススメですね!
日本芝にも高麗芝やTM9といった芝種があり、ネットショップでは鮮度のいい芝が購入できます。
ネットショップではお値段が少し高いので、まずは、ホームセンターで売られている芝を買ってみるのもありだと思います。
日本芝
・最もポピュラーで、季節により色が変化する
・横方向に生長するので、芝のメンテナンスが容易
・種類は、野芝、高麗芝、姫高麗芝、TM9
西洋芝
・一年中、緑色が保てる
・横方向には生長せず、メンテナンスが必要
・寒地に適した芝、暖地に適した芝がある
天然芝貼り手順のオススメ
はじめに言っておきますが、、僕が実際にやった手順はオススメしません。
(のちほど、参考までにご紹介します。)
「天然芝張りをやってみよう!」という方は、下記のオススメ手順でやってもらえば大丈夫です。
オススメ手順は次のような流れです。
①庭のサイズを測る
②庭を約7cmくらいの深さまで耕す
③天然芝、目土、培養土を必要分購入する
④培養土と庭の土を混ぜる
⑤土を転圧する (足で踏んで、土を固める)
⑥芝を並べる
⑦芝を転圧し、芝に目土をまく
⑧芝に水をまく
①庭のサイズを測る
まずは、芝生を張りたい庭のサイズを測りましょう。
天然芝は、1束9枚で、9枚は、約1㎡(1平米)で売られてています。
厳密でなくてよいので、ざっくり測ってしまいましょう。
例:1m×2mの範囲であれば、2㎡なので、芝の目安は2束になります。
②庭を7cmくらいの深さまで耕す
タイトルそのままに、庭を7cmくらいの深さまで耕しましょう。
また、耕すのと同時に、草むしりも行います。
↓耕す前の庭です。(耕した後は、写真撮り忘れ。。大変だったので、うっかり。)
③天然芝、目土、培養土を必要分購入する
庭を耕して準備が整ったら、必要部材を購入しましょう。我が家の約7㎡の庭ですが、
目地張りをするので、6㎡分でギリギリ足りました。
↓天然芝
↓目土(肥料入り)
培養土は、家にあったものを使用しました。
培養土は、2袋分(25L×2袋)です。
④培養土と庭の土を混ぜる
芝が育ちやすいように、培養土を混ぜました。
我が家は、1袋500円程度のものを購入しています。
⑤土を転圧する (足で踏んで、土を固める)
スコップで土の高さがだいたい均一になるようにして、足で土を踏み固めます。(転圧)
踏み固めるときは、なるべく土が平らになるように注意しました。こうすることで、芝生を張った際にデコボコが軽減されます。
また、下の図のように、汚水マスのフタ(排水の丸いフタ)がある場合は、芝生の高さとフタの高さが合うように、転圧しました。
↓踏み固めたあと
⑥芝を並べる
代表的な芝の張り方として、3種類挙げます。
我が家は、目地張りにしました。
費用をなるべく抑えたいけど、なるべく早く完成した芝生を見たいため、ちょうど中間のイイトコ取りのような目地張りを選びました。
・ベタ張り
・目地張り
・市松張り
ベタ張り
ベタ貼りは、その名のとおり、芝を隙間なく張る方法です。
この張り方は、全面に芝を張るので、一面全体の芝育つまでの時間が一番短いです。
目地張り ※オススメ
目地張りは、芝と芝の間を1~2cm程度離して張る方法です。
隙間を空ける分、必要な芝の枚数が減ります。
隙間を開けるため、その隙間を芝が覆うまでには、ベタ張りよりも時間がかかります。
↓我が家の目地張り
市松張り
市松張りは、市松模様のように、交互に張る方法です。
目地張りの間隔をさらに広げたものですね。
そのため、目地張りよりも必要な芝の枚数が減りますが、一面が芝で覆われるまでにはさらに時間がかかります。
⑦芝を転圧し、芝に目土をまく
芝を並べ終わったら、芝の上を歩き、転圧します。
この際、芝がボコボコな所があれば、土を入れてなるべく平らにしました。
その後は、目土を芝にまきます。芝の目地や芝の部分にもかかるようにまきました。
⑧芝に水をまく
最後は、全体にまんべんなく、水やりをして完成です。
↓完成。初心者が勢いでやった割には十分かな。
初心者が失敗したこと
参考までに、失敗したことを3つ挙げておきます。
ぜひ参考にしてみてください。
1つ目:庭のサイズを把握せず、芝を衝動買い
これが一番ダメなやつです。
なぜかって?
二度手間になる! からです。
庭のサイズって思っているより、広いですよ!
我が家は衝動買いなので、とりあえず、このくらいかなって?芝を2束、目土を1袋買って帰りました。実際にやってみると、全然、芝が足りない・・・ってことになりました。その結果、もう一度ホームセンターに行き、芝4束と目土2袋を購入することになりました。
購入前には、庭のサイズは絶対測りましょう!
2つ目:芝は迷ったら、少し多めに買う
芝の枚数に関してですが、「必要な芝がこの束数だとギリギリぽいな」という場合があると思います。目地張りをしましたが、芝の枚数がギリギリだったため、芝の間隔を少し広めに調整しました。芝の間隔をあけるほど一面芝になるまでに時間がかかりますので、可能であれば、少し多めに購入した方がいいと思います。
3つ目:土の高さを均一にする道具
土を転圧する前に、土の高さを均一にすると思いますが、これをスコップ1本でやるのは、めっちゃ大変です。腰も痛くなるし、足もしびれるし・・・。
絶対に土をならす道具を準備しておいた方がよいです!
持っていない方は、芝と同時購入をオススメします。
かかった費用は?時間は?
今回かかった費用は以下のとおりで、合計5,488円でした。
この価格で、芝生が張れると思うと、コスパ最高と感じます。
・芝 6束 : 498円×6=2,988円
・目土 3袋 : 500円×3=1,500円
・培養土 2袋 : 500円×2=1,000円
また、天然芝の作業にかかった時間は、約5時間です。結構、気合を入れてやりましたが、半日かければ、天然芝化ができますよ。
余談ですが、転圧を足踏みでしたため、この日の歩数は約9,000歩でした!めっちゃ疲れました(笑)
さいごに
天然芝を初めてやってみましたが、案外できるもんですよ。
お庭を芝生にしたいなと思っている方は、ぜひこの記事を参考にトライしてみてください。
では!
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